コワーキングスペースをご存知でしょうか。英語で書くとCO-WORKING、直訳すると、共同作業場です。
図書館よりも会話や飲食が許容されており、カフェよりも作業環境が充実している場所といえばぴったりかもしれません。
私は今まで勉強や作業をするときはサラリーマンのオアシスと呼ばれるルノアールに駆け込むことがお決まりパターンでした。
しかし、最近はこのコワーキングスペースがとても捗るので週末利用する頻度が増えています。
そこで、今回は近頃普及しつつあるコワーキングスペースのメリットについて紹介したいと思います。
Wi-Fiをはじめとした作業環境が充実している
作業に欠かせないものといえばWi-Fiとコーヒーです。
最近の図書館はWi-Fiを導入するところも増えていますがまだまだ普及段階です。
また、カフェのようにコーヒーを飲みながら作業というわけにもいきません。
そこで、我々はスターバックスに駆け込むわけですが、最近はどこも激混みなのでカフェに長居して作業する気にはなれません。
しかし、コワーキングスペースであれば高速Wi-Fi環境が整備されており、フリードリンクコーナーも常設されています。
おまけにコピー機や文房具も揃っているので作業に事欠きません。
私にとってはほぼマイオフィスといえる快適空間で作業に没頭できるわけです。
頑張る人が集まるので自分も頑張れる
長居できる穴場カフェを知っていればそれに越したことはないですが、カフェには色々な人々が集まり、色々な話が飛び交います。
気に障らない話ならよいのですが、どうしても愚痴話が聞こえてくると気になって集中できません。
しかし、コワーキングスペースでは、明確な目的意識を持った利用者が集まるので、皆、真剣に勉強や作業に取り組んでいます。
とりわけ、モチベーションという点でいえば、頑張っているのは自分だけと思うと何事も辛くなるばかりで長続きしません。
しかし、皆も頑張っていると思える環境があれば「あともう1時間頑張ろう」と自然に頑張れるわけです。
そんな不思議な一体感がコワーキングスペースにはあります。
交流会を開催しているコワーキングスペースも多いので同じ目的意識を持った仲間を見つけてみてはいかがでしょうか。
利用次第でカフェと料金は大差ない
最後に気になる料金ですが、私が週末利用しているコワーキングスペースの料金プランは10時から19時まで9時間1,800円です。
仮に10時から19時までスターバックスやルノアールで粘ったら、3杯くらいはコーヒーを飲まないとお店に申し訳立たないので結局は1,800円程度は掛かるでしょう。
終日利用することを考えればカフェもコワーキングスペースも料金に大差ないといえるのです。
もちろん、各コワーキングスペースの料金体系は様々なので一概に比較できるものではありませんが、大体の傾向として料金に大差ないと思ってよいでしょう。
さて、最近はテレワークの普及を背景にこのようなコワーキングスペースの整備が各地で進んでいます。
インターネットで調べてみると意外と近所で運営されていたりするので驚きです。
週末や会社帰りの活動拠点としてぜひお近くのコワーキングスペースをお試しいただいてはいかがでしょうか。